当院の治療に対する考え方

ご挨拶 当院では以下の4つの理念を信念として患者様と向き合っております。  1.患者様の不安をスタッフ全員でなくしてゆきます。 2.積極的に情報発信を行い、当院の考え方を患者様にお伝えしてゆきます。 3.患者様の時間を大切にします。 4.耳鼻咽喉科という枠にとらわれない疾患に対応し、ホームドクターとして重宝される医院を志しています。

当院では耳鼻咽喉科疾患はもちろん、耳鼻咽喉科疾患以外に末梢循環障害(つまり動脈硬化)の治療を大変強みとしております。「耳鼻咽喉科が動脈硬化?」と違和感を感じられる方も多いと思います。実際、多くの患者様に聞かれます。

その背景には患者様でも治りの違いがあることに違和感を感じたためです。
同じ症状を訴えて風邪をひいて来られた患者様でも、治る患者様と治らない患者様。
めまいでも対症療法で治る患者様と治らない患者様。
若くても難聴が進んでいる人もいれば、年を重ねても難聴にならない方。
この違いは何なのか?

それを突き詰めて調べていった時に「血液検査」の結果に違いがあることに気づきました。疾患を患っている人の患者様の共通点はLDLコレステロールや血糖値が高いことに気がつきました。つまり、動脈硬化を起こしているのです。
動脈硬化の原因はコレステロールと血糖値ですが、患者様それぞれに血管は全く別物でありそれぞれの患者さんで全く状態は異なるのです。例えば年齢、性別、体重、LDLコレステロールと血糖値の数値が全く同じ動脈硬化の患者さんがここに2人おられるとしましょう。治療の方法や薬の内容は同じと思われるかもしれませんが、実は全く異なります。当院で血管の治療をされている患者さんは沢山おられますが、全く同じ処方の患者さんは一人もおられません。それぐらい血管は人によって異なります。それを見極めるのが難しく時間もかかります。
実際現在も、動脈硬化の治療は進歩しているようですが、動脈硬化の治療に対して存在を正確に把握することはできていないため、確実に治療できる医療機関は少ないと言えましょう。

日進月歩の上、様々な患者様の症例に基づきながら、当院ではようやく動脈硬化の治療が確立されてきたと言えます。
日進月歩する医療の中でも、耳鼻咽喉科疾患はもちろん、抹消機能障害を患った患者様1人1人にとって最良かつ最適の治療ができるよう日々精進してまいります。

医師略歴
昭和58年 愛媛大学医学部 卒業
同年 滋賀医科大学付属病院勤務
昭和60年 洛和会音羽病院  耳鼻科医長(初代)勤務
昭和62年 高島総合病院 耳鼻科医長勤務
平成5年 土田耳鼻咽喉科 開業
資  格

◇博士号取得【論文テーマ:眼球変位トポマッピング(めまいに関する研究)】
◇耳鼻科専門医

所属学会

◇日本耳鼻咽喉科学会
◇顔面神経学会
◇めまい平衡学会
◇日本高血圧学会
◇日本動脈硬化学会
◇抗加齢学会

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