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頭痛は非常にありふれた病気であり日本人の多くの方が患われている疾患です。
一般的に頭痛の分類は下記の3種類に分類されます。
しかし頭痛の原因が詳細に調査された事は有りません。
頭痛の中では偏頭痛が一般的であり、多くの方は市販の頭痛薬を飲んで凌いでいるケースが大半です。ご自身はもちろん、ご家族、ご知人の方など思い当たる方は複数いらっしゃるのではないでしょうか?
ただ、最近の調査では偏頭痛の2~3割の患者さんが脳梗塞を起こす可能性が有るとの海外の報告も出てきております。この報告から見ても動脈硬化が関係しているのではないか、と考えられています。
当院は動脈硬化の治療を専門としておりますが、治療前の患者さんの多くが頭痛を合併しております。治療が完成すると頭痛は全く消えてしまいます。
この結果から動脈硬化による血流障害が頭痛の原因であると言えます。
脳梗塞を合併しても当たり前の状態なのです。しかし現状は如何でしょう?対象治療的に鎮痛剤を飲まれている場合が殆どです。
鎮痛剤は血管を脆くする作用も有りますので、脳出血を起こしかねませんので慢性的な服用は危険です。また医療機関へかかっても現在処方される編頭痛の薬は血管収縮剤ですので一時的には頭痛に効果が有りますが、動脈硬化による血管狭窄が基本的に有るのですから、これに収縮剤を出すのはむしろ危険であると当院では考えております。
一方筋緊張性頭痛のメカニズムは脳の血管の循環が悪くなると反射的に頸部や肩の血管が収縮して非常に硬くなる事から引き起こされると考えております。これを単に筋緊張と捉えているに過ぎません。
当院へかかられる動脈硬化の患者さんは肩や首の筋肉が非常に硬く、まずどの程度の脳循環不全が有るのか?
初診時に私はまずそこのチェックを行います。
治療完成時には肩や首の血流が非常に良くなるので非常に柔らかくなります。首を触ればどの程度脳動脈硬化の症状が改善しているかの目安となります。
当院では群発性頭痛の患者さんはまだ見えておりませんのではっきりとは言えませんが、おそらく脳循環が改善すれば改善するのではと考えております。日本中には慢性の頭痛に悩まされている患者さんが沢山おられると思いますが、動脈硬化が原因である事を肝に銘じて下さい。
対症療法的な鎮痛剤の惰性的な服用は危険です。
動脈硬化治療を行い、脳循環を改善させて頭痛をとる、というのが根本治療です。