動脈硬化が起こしうる疾患

アレルギー性疾患

食の欧米化に伴い、糖尿病、高血圧症、脂質異常症が増加しそれに基づく動脈硬化症も増加しております。それと並行して日本人のアレルギー疾患も明かに増えてきております。ここでは動脈硬化症とアレルギー疾患がどのように関連しているかを解説してゆきます。

アレルギー性疾患には代表的なものには以下のような疾患が代表的なものとして挙げることができます。
アレルギー性鼻炎(花粉症)、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、慢性じんましん、等

アレルギー性疾患の本当の原因

まず先ほど述べました食の欧米化が挙げられます。それによる動脈硬化の進展により、 末梢血管での血流が悪くなり、好酸球が破裂しやすく中に含まれるアレルギー躍起物質が放出されやすいことが報告されております(独協医大前耳鼻咽喉科特任教授の渡辺先生の報告)。そのため、末梢循環障害がアレルギー疾患を起こしやすくなります。
次にサプレッサーT-細胞の機能低下を挙げることができます。サプレッサーT-細胞とはアレルギー反応を抑制する細胞です。このサプレッサーT細胞が動脈硬化によって末梢を流れなくなる為にアレルギー反応が非常に起こりやすくなります。
つまり動脈硬化を軽減して末梢血管を綺麗にして血流を改善してやればアレルギー反応は抑えられます。では筆者がどうしてそのような考えに至ったのか少し述べてみます。あくまで結果論です。難聴にて動脈硬化の治療を行っている患者さんの多くにアレルギー疾患が著明に改善する事が判ってきました(患者さんからの報告)。喘息が良くなる、アトピー性皮膚炎が収まった、花粉症が出ない等、患者さんがいろいろ報告してくれて判ったのです。では動脈硬化の治療をして末梢の血流が良くなればどうしてアレルギー疾患が良くなるのか、逆に原因を探していったのです。そこで上に述べた結論に行き着いたのです。

院長からの一言

アレルギー性疾患は原因である末梢循環障害(動脈硬化症)を治療する事で大きな改善につながります。当院では投薬療法を中心に治療しております。勿論生活指導、食事指導も致します。

  1. 抗コレステロール系
  2. 抗血糖薬系

血圧がかなり高いようであれば、降圧剤も処方致します。

上記の治療法により、アレルギー性鼻炎(花粉症)の方はもちろん、大人の重症アトピー性皮膚炎も湿疹が消えて痒みも殆どなくなり、喘息発作も止める事が出来ます。

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