動脈硬化が起こしうる疾患
感染症
末梢の血管が動脈硬化で細くなって血行が悪くなると、免疫細胞や抗体が流れなくなる為に感染を完全に防ぎきれなくなる為にすぐ風邪を引いたり、引いた風邪がなかなか治らない等の症状が出て来ます。
つまり、気をつけていただきたいのですが、「感染症だから動脈硬化を引き起こす」という構図ではありません。「動脈硬化を引き起こしているから感染症にかかりやすい」という構図であることを必ず知っていただきたいのです。
感染症には代表的なものには以下のような疾患が代表的なものとして挙げることができます。
- 扁桃腺炎
- ちくのう
- 気管支炎
- 肺炎
動脈硬化が原因となり、感染症を患っているケース
慢性副鼻腔炎等を患っている患者さんの血行はかなり悪く、動脈硬化の検査をするとPWV(脈圧波)が高く出る患者さんがほとんどです。感染防御に関しては末梢血流の減少と関係が深い事が当院の調査でわかってきております。
院長からの一言
感染症の集中治療も行い、抗生剤の点滴と内服治療を併用で行い回復までの日数も早くなります。
そして、当院では患者様のご要望と重症度に応じて抹消循環障害(動脈硬化)を治療して行う場合もあります。原則としては投薬療法を中心に行います。
- 抗コレステロール系
- 抗血糖薬系
血圧がかなり高いようであれば、降圧剤も処方致します。
特に扁桃炎(慢性扁桃炎、しばし扁桃腺をおこす方)は全身の動脈に基づく血管炎であることが多く、全身の血管梗塞につながるため、早期の治療を推奨しております。
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